雷電宮

菅江真澄 歌碑
降雷大杉
降雷大杉

真澄が見たとされる汐立川手前から見た雷電宮

真澄が見たとされる汐立川手前から見た雷電宮
雷電橋

真澄が雷電宮へ向かったときは汐立川(盛田川)にかかっていた木橋の橋脚が壊れており、橋を渡って参拝することができませんでした。地元の案内人に別な道を通って雷電宮へ詣でることが出来ると聞きましたが、既に日が傾いてることもあり、仕方無く川で手を洗い川越しに額づいた後、この辺りに1泊し翌日福田福島福館を通り浅所の雷電林の方に出て無事参拝したそうです。
写真を撮影したのは9月ですので、春先ですと真澄が見たであろう景色の雰囲気を楽しめることでしょう。

雷電宮は別雷命(わけいかずちのみこと)が主祭神で、御神徳は「五穀豊穣・海上安全豊漁・雷難除去・諸願成就の神様」である。手水舎の向かい側にある樹齢350年と言われる大杉は『降雷大杉』と言われ、人々を雷の被害から守るとされて避雷信仰の神社だ。実際、2005年の11月に大杉に雷が落ちたが住民の家は無事だったという。まさに我が身で住民を守る御神木です。